音をキーワードとして即興で俳句をつくり、
俳句と音を融合させて ひとつの作品とするという試みです。
それぞれの楽器から奏でられる音から人それぞれの記憶や経験から
感受したものを表現します。
即興で創られ選ばれた句と音をひとつの作品として、
もう一度聴いたときに、
感じる音が違うかたちで心に響いてくるかもしれない、
張り巡らされた世界観によって演奏も変わってくるかもしれない。
そんな変化をみんなで感じてみよう、というのがこの音俳句の目的です。

梶浦 正則

東京音楽大学作曲学科卒業後、コンポーザー、ヴァイオリニストとして様々なアーティストのレコーディングに参加。国連本部の招待によるニューヨークの国連本部とカーネギーホールでのヴァイオリン演奏、才能教育研究会主催の海外派遣ツアー(ten children)では当時最年少でメンバーに抜擢されアメリカ各地(11都市)を演奏旅行等の経歴を持つ。

田島 和枝

笙と正倉院復元楽器・竽(う)の演奏。笙を豊英秋(元宮内庁楽部主席楽長)、宮田まゆみ、石川高に、古代歌謡と雅楽合奏を芝祐靖、右舞を豊英秋の各氏に師事。
国立劇場雅楽公演、八ヶ岳高原音楽祭、タングルウッド音楽祭、ウィーン現代音楽祭、薬師寺観月祭、坂本龍一・地雷ゼロキャンペーン、岡野玲子・陰陽師CD参加等、雅楽古典曲から現代曲まで多方面で演奏する。笙一管での調子の演奏をライフワークとし、またソロ活動として様々な演奏家と共演。「おとのひとひら」主宰。「伶楽舎」に所属。
http://tajimakazue.jp

池川 ヒロ

ラテン歌手である父の影響で5歳の時からフラメンコギターを習い始める。2002年夏、兄トシ、弟ヒロによる「フラメンコギターデュオ池川兄弟」結成。タブラオをはじめライブハウスやイベントに出演の他、フラメンコ伴奏活動、CD制作、アーティストのサポートやコラボレーション(美容家IKKO・書道パフォーマンス・クラブミュージックetc)など幅広く活動中。
http://bros.guitarrista.jp/profile/